発汗低下は、いろいろな病気にともなって二次的にみられる症状で、一般に、皮膚科、膠原病科、脳神経内科であつかう症状の1つです。 皮膚科、膠原病科で異常がないときは、脳神経内科であつかわれることが多い症状です。 発汗低下の原因となる皮膚科、膠原病科がかかわる病気には次のようなものがあります。
汗をかかないとどうなる?
汗をかかないでいると汗腺の機能が低下 汗は本来ほとんどが水分で、塩分などの成分は1%未満しか含まれていません。 しかし、あまり体を動かさないなど汗をかかない生活をしていると、汗を出す汗腺の機能が衰えていきます。 また、加齢によっても発汗機能は低下します。 機能が低下した汗腺から出るのは、塩分などを多く含む〝悪い汗〟。
汗が出ない どうすれば?
それでもちっとも汗が出ない人は… そんな場合には、運動や半身浴と併せて、発汗作用のある食品を摂る機会を増やしてみましょう。 香辛料やハーブ、熱い汁物などがオススメです。 また胃腸を温める効果がある温野菜は体の機能を正常に戻す働きも期待できます。 少量の塩分と糖分の摂取も体の水分保持に役立つでしょう。
どんなに暑くても汗をかかない?
運動をした時とか暑くて湿度の高い環境にいても汗をかくことができない病気を無汗症といいます。 無汗症には、生まれつき遺伝する 先天性 無汗症のほか、大人になって後天性(生まれつきではない)に発症する後天性無汗症があります。
多汗症 何科を受診 頭?
お困りの場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。 公益社団法人日本皮膚科学会 多汗症の治療法は?