運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因に。 副交感神経の過度の興奮によって腸管が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれずに、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプ。 食後に下腹部痛、残便感などの症状があることも。 また便秘と下痢を交互にくり返すことも多い。
便秘のツボ どこ?
便秘に悩むなら知っておきたいツボはココ おへそから指3本分外側の左右にある「天枢(てんすう)」、おへその指4本分下にある「関元(かんげん)」、みぞおちとおへその真ん中に(ちゅうかん)」、そして天枢の指3本文下にある「大巨(だいこ)」と呼ばれる4つです。
便秘になるのは何が足りない?
便秘を招く原因として、意外に多いのが「水分不足」です。 便はその大半を水分が占めています。 ストーンと気持ちよく出る健康な便は約80%が水分です。 水以外の残りの成分は食べ物のかす、腸の粘膜から剥がれ落ちた細胞、腸内細菌などです。
ストレス 腸 なぜ?
交感神経は「戦いの神経」と言われている通り、体を活発に動かすときに働く自律神経です。 交感神経が優位になると、脈や呼吸は速くなり、消化機能は抑制されます。 その結果、腸の動きが悪くなり便秘になりやすくなります。 また、ストレスにより腸内フローラが変化し、結果として腸管運動や水分分泌が変化することで便秘がおこります。
生理前 何しても便秘?
女性ホルモンの影響生理前は、来るべき出血の時期に備えて体が水分などを溜め込みやすくなるため、大腸での水分吸収が増加し、便が硬くなり、排泄しにくくなることがあります。 これには、卵巣から分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)が関係しますが、詳しくは後ほどご紹介します。 食事量の少なさ食事の量も排便に影響を与えます。