「骨折を繰り返す人というのは、高齢者の骨粗しょう症の方に多く見られます。 骨粗鬆症とは、骨密度が低下して、骨が弱く脆い状態になる病気です。 脆い骨は弱い衝撃でも骨折しやすく、1度骨折をしたら、何度も骨折を繰り返してしまうんです。 5 мар. 2019 г.
骨粗鬆症 何骨折?
骨粗鬆症になっても、痛みはないのが普通です。 しかし、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。 骨折が生じやすい部位は、せぼね(脊椎の圧迫骨折)、手首の骨(橈骨遠位端骨折)、太ももの付け根の骨(大腿骨頚部骨折)などです。 骨折が生じると、その部分が痛くなり動けなくなります。
骨折しやすい なぜ?
また、関節リウマチや腎臓の機能が落ちている人、肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患の患者さんでは骨密度が低下し骨折を引き起こしやすくなります。 さらに、喫煙や過度の飲酒も骨折の頻度を高めるので、こうした生活習慣がある方は注意が必要です。
骨粗鬆症の骨折リスクは?
骨粗しょう症性骨折のリスクには、年齢、低骨密度、既存骨折の数、喫煙、過度の飲酒、骨折の家族歴などがあります。 特に一度骨折すると、次の骨折が発生するリスクが数倍高くなります。 このため、最初の骨折を予防することが大切になります。
いつのまにか骨折の症状?
高齢の方で背が低くなったり、背中が曲がったり、また腰が痛いなどの症状は、いつのまにか骨折による症状である場合が多く見られます。 このように、骨粗鬆症による骨折はほとんど痛みがないので、気付かないうちに折れていることがあります。 一般的な骨折とは異なり、身体の重みでつぶれることがよくあります。