闘犬や狩猟犬、牧羊犬は、噛みちぎられたり踏み潰されたり、尻尾の怪我・損傷を防ぐため古くから断尾が行われていました。 家庭動物としては、多くはありませんが「犬同士で遊んでいるときに尻尾を噛む」「尻尾にできた怪我から病原体が感染しする」「ドアに尻尾をはさむ」などのトラブルを防ぐために断尾を行うブリーダーもいるようです。 14 мая 2021 г.
なぜ尻尾を切るのか?
そもそも、なぜ断尾や断耳は行われるようになったのでしょうか? 犬たちはその長い歴史の中で人間の仕事のパートナーとして、犬種ごとの役割を担ってきました。 そんな犬たちが野生の動物と争ったときに、尾や耳が長いとケガをしやすく危険が伴うので短くしたと言われています。
犬 いつも尻尾が下がってる?
体の高さは普通の状態でしっぽが下がっているのは、肉体的または精神的にストレスを感じているときです。 体勢が低くなっているときは、まわりの状況に対して強い緊張や不安を感じています。 息づかいが荒くなったり、足の裏に汗をかいたりすることもあります。 自分のしっぽを追いかけまわすのは、興奮やストレスが原因です。
断尾 断耳 なぜ?
もともと垂れ耳でしっぽの長い犬種でしたが、噛まれたり、掴まれたりすることを防ぐためにも断耳・断尾が行われました。 また、警察犬、軍用犬として働く上では聴覚が鋭いほうが良いので、その意味でも断耳が行われたとされています。 ドーベルマンが断耳・断尾をする理由は、より実用性を高めるためだったのです。
なぜコーギーもトイプーもしっぽ切る?
切る理由の一つは、先ほど紹介した牧畜犬として飼育されていたことが大きく関係します。 しっぽが長いと追い込み作業中に牛などに踏まれてしまう可能性があります。 しっぽを踏まれることで身動きが取れなくなったり、怪我をするリスクを減らすためにも、生後間もなく断尾されていたようです。