かゆみは、「引っ掻きたくなるような不快な感覚」と定義されますが、実は、かゆみは体(カラダ)を守る防衛反応のひとつなのです。 皮膚に異物が付いた際に、かゆみを感じることによって、異常が起きている場所を私たちに知らせ、その異物を掻いて取り除こうとする行動を起こすことから、かゆみは一種の生体防御反応であると考えられています。
体が痒い 何もない?
何もできていないのにかゆい・・・皮膚そう痒症 皮膚そう痒症とは、皮膚に何もできていないのにかゆみを感じる病気です。 全身いたるところがかゆくなるものと、陰部など限られたところだけかゆくなるものとがあります。
すね かゆい なぜ?
かゆみの原因で最も多いのが、乾燥によるものです。 中高年になると肌の保湿性が低下し、いわゆる「乾燥肌」になりやすいので、予防のためには日常のスキンケアが必要になります。 一般に皮脂が少ない場所ほど乾燥しやすく、例えば「すね(脛)がかさつく、ソックスがすぐに下がる」といったサインが出たら要注意です。
痒いところをかくとなぜ気持ちいいのか?
その結果、中脳や線条体といった報酬系と呼ばれる脳部位が強く反応することを世界で明らかにしました。 すなわち、報酬系の活性化が掻破による快感を引き起こす原因と考えられます。 これは世界で初めての発見です。 望月特任助教は、「気持ちよいからもっと掻いてしまうことがよくあります。
皮膚 かくとどうなる?
皮膚は掻くことで傷つき、皮膚症状を悪化させてしまいます。 さらに、その刺激によりかゆみを引き起こすヒスタミン等の分泌も促してしまいます。 その結果、かゆみが増してしまうのが「かゆみの悪循環」です。 きちんとお医者さんでかゆみ治療を行うことで、日常生活を改善することができます。