間質性膀胱炎とは 頑固な頻尿や、トイレに行ってもすぐに行きたくなる、尿を我慢すると下腹部が痛いなどの症状を来す慢性的な膀胱炎で、特に女性に多い病気です。 細菌感染で起こる急性膀胱炎や尿意切迫感を来す過活動膀胱と症状がよく似ていますが、全く別の病気です。
膀胱炎 何度もトイレ?
頻尿: 炎症で膀胱が頻繁に刺激されるので、トイレに行く回数が増加します。 症状の強い時は10分ごとにいくことも。 産生される尿量はおなじなので、1回ででる尿の量は少なくなります。 濁った尿:膀胱炎になると、菌の影響で濁った尿になります。
なぜトイレを我慢すると膀胱炎になるのか?
多くの場合、おしっことともに細菌は膀胱の外へ洗い出されますが、おしっこを我慢したり、体調が悪かったりすると膀胱の中で細菌が繁殖して膀胱炎を起こします。
何回もトイレに行きたくなる?
尿量が多くなる原因として糖尿病や腎機能低下などがあります。 水分の多量摂取、薬剤(利尿剤)による尿量増加や利尿作用があるコーヒーやお茶などもが頻尿の原因となることもあります。 また、飲水量は排尿量と密接に関係しており、たくさん水分をとる人はその分トイレに行く回数も増えてきます。
なぜトイレに行きたくなるのか?
次がトイレに行きたくなるポイントです。 ①食べ物を食べる(特に朝食)。 ②空っぽな胃に食べ物が入ってくると胃の壁を刺激。 ③【胃−結腸反射=胃に食物が入ると結腸にぜん動を起こす反射】が起こる。 ④大腸のぜん動運動(消化管壁が食物などの内容物を送る運動)が起こる。