強迫性障害では、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れず、わかっていながら何度も同じ確認などを繰り返すなど、日常生活にも影響が出てきます。 意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを強迫観念、ある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。
不安で何回も確認してしまう?
その不安やこだわりが度を超しているなと感じることはありませんか? 戸締まりや火の元を何度もしつこく確認しても安心できなかったり、特定の数字にこだわって生活が不便になったりしている場合は「強迫性障害」かもしれません。 強迫性障害は不安障害の一種です。
持ち物を何度も確認する?
自分の持ち物を何度も確認する行為のことです。 普通の人は1,2度の確認ですみますが、強迫性障害の人は1時間以上、何十回となく確認して生活に支障をきたします。 ・治療には、脳内のセロトニンの低下が考えられており、SSRIが使用されることが多いです。
何度も同じ行動をする?
強迫症は、きちんと手が洗えたか不安で何時間も手を洗い続けたり、家に鍵をかけたか心配になって何度も確認しに戻るなど、特定の行動を繰り返してしまう病気です。 若い世代に発症することが多く、国内では100万人以上の患者がいるとみられています。
手を何度も洗ってしまう?
一方「強迫行為」とは強迫観念を打ち消すための行為で、自分の意志に反してやっている場合が多く、強迫儀式とも呼ばれます。 例えば「手を洗ったのにまだ汚れている気がする」というのが強迫観念で、それに対して「何度も繰り返し手を洗い続ける」のが強迫行為です。 下記のようなケースが考えられます。