高齢化の進展とともに、認知症患者数も増加しています。 「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%、約602万人となっており、6人に1人程度が認知症有病者と言えます。
2020年の認知症患者数は?
認知症の患者数は2020年には約630万人で、2025年には約730万人、2060年には1100万人以上と高齢者の約3人に1人が認知症になるという予測もあります(各年齢の認知症の危険因子となる有病率が、2012年から2060年までに20%上昇すると仮定した数値)。
認知症 将来 何人に1人?
65歳以上の高齢者の認知症患者数と有病率の将来推計についてみると、平成24(2012)年は認知症患者数が462万人と、65歳以上の高齢者の7人に1人(有病率15.0%)であったが、37(2025)年には約700万人、5人に1人になると見込まれている(図1-2-12)。
70歳認知症の割合は?
認知症の有病率は70代後半で10%を超え、80代前半では20%前後、80代後半では40%前後と非常に高くなっていきます。
2025年には65歳以上のうち何人に一人が認知症を発症?
この戦略の中では、認知症を患う人の数が2025年には700万人を超えるとの推計値が発表されています。 これは、65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患する計算となります。 認知症高齢者の数は2012年の時点で全国に約462万人と推計されており、約10年で1.5倍にも増える見通しです。