骨組みは竹、そして芯棒には木を使用し和傘には植物性の油を引いて雨や雪の日に使用できる雨傘です。 番傘とは違い、傘の内側には飾り糸をほどこし持ち手部分には滑り止めの為に藤を巻いています。 和紙の色柄も豊富で、実用はもとより和のインテリアとしても大変存在感があります。
和傘 いつから?
鎌倉時代になると朱色の紙張りの傘が出て、武士や僧侶は日除けにも雨除けにも使用しました。 閉じられる傘の登場は安土桃山時代に入ってからですが、広く庶民に広まったのは江戸時代以降です。 元禄年間には蛇の目傘が登場し、関西から江戸、全国に伝わったのち武士の内職としても製造されていました。
和傘は何のためにあるか?
和傘とは、竹と和紙で作られた傘です。 日本では雨よけという意味合いだけでなく、「魔除け」「日よけ」から使用されてきた歴史があります。 また、江戸時代では傘に使用されている柄や紋によって、傘を差しているだけで身分や主従関係がわかるような 証明としても用いられてきており、様々な意味合いを持って使用されてきました。
和傘 どんな時に使う?
そもそも和傘を使うと、どんないいことがあるのでしょうか。11. 華やかな色に包まれる まずは、ぜひ本物を一度手に取ってみてください。 ... 22. 通り過ぎる人が振り返る ... 3雨の音、さすときの音、油の香り、漆の感触 ... 44. いいものを大事に使う気持ち ... 55. 雨の日が楽しみになる初心者でも簡単!オシャレ上級者に見える、和傘の普段使い
和傘どこで作られているのか?
和傘の特産地といえば「岐阜」「金沢」「京都」が有名です。 特に岐阜は生産量が多く、江戸の初期には生産が始まっていたといわれています。 明治以降も「岐阜和傘」は2~4割のシェアを占め、現在でも歌舞伎やお祭りのイベント用の和傘を生産しています。