ものごとの一端を聞いただけで全体を理解できる、ということ。 非常に賢くて理解がはやいことのたとえ。 [由来] 「 論語 ― 公 こう 冶 や 長 ちょう 」に載っている、孔子の弟子、 子 し 貢 こう のことば。
ことわざ一を聞いて何を知る?
《「論語」公冶長から》物事の一部を聞いただけで全部を理解できる。 賢明で察しのいいことのたとえ。 一を以て万 (ばん) を知る。
一を聞いて十を知るの元ネタは?
『論語・公治長』に、孔子の弟子である子貢が、孔子の門人である顔回を褒めて「回や、一を聞いて以て十を知る。 賜や、一を聞いて以て二を知る(顔回は一を聞くと十を理解するが、自分は一を聞いても二を理解する程度である)」と言ったという故事に基づく。
一を聞いて十を知るの言い換えは?
一を聞いて十を知るの類義語として「一をもって万を知る」「飲み込みがはやい」「目から鼻へぬける」「察しが良い」などの言葉があります。
ことわざ 何に論語?
わからないものに何をいっても、なんの効果もなく無駄なことのたとえ。 また、何の役にもたたないということ。 どのように説いて聞かせても無駄なことのたとえ。 犬に「論語」というありがたい教えを聞かせても、なにもわからないし、ありがたみも感じないことが由来。