ヒステリー球とは器質的障害がないにも関わらず喉の奥に何かが当たっているような感覚のことです。 その何かが例えば球(たま)のような感覚であるのでヒステリー球と呼ばれます。 食べ物を食べたり飲み物を飲んだりする時にはその感じは通常軽減します。
ヒステリー球 何科に行けばいい?
ヒステリー球は心療内科や精神科で治療を行います。 また、のどに小さな病変や加齢による変化は認められるものの、その程度からして本人が感じる苦痛が強すぎる場合も、心療内科・精神科での対応が有効なことがあります。
ヒステリー球って何?
ヒステリー球とは咽喉頭異常感症などとも呼ばれ、のどから食道にかけて詰まったような違和感や圧迫されたような不快感などの異常を覚えるものの、病院で検査をしても具体的な病気がみつからない状態のことを指します。 内科、精神科では「ヒステリー球」、一方耳鼻咽喉科では咽喉頭異常感症と呼ばれることが多いようです。
喉にずっと何かある?
「のどに何かひっかかる感じがする」、「のどに何かできている感じがする」、「のどがイガイガ、ザラザラする」といった感じを咽喉頭異常感といいます。 咽喉頭異常感の原因は、のどの炎症(咽喉頭炎)、食道や下咽頭の悪性腫瘍、甲状腺の病気および脳や脳神経の病気などから起こり、十分な検査が必要です。
うつ病 のどのつかえ?
咽喉頭異常感症の主な原因はストレスと言われています。 更年期障害や自律神経失調症、うつ病など精神的症状の目立つ病気に見られることが多く、心理的に大きなストレスがかかった場合に喉の違和感が悪化する傾向にあります。