のど‐ぼとけ【喉仏】 〘名〙 喉の中間にある甲状軟骨の突出した所。 成年男子に顕著に見られる。 のどの仏様。
喉仏とはどういうことですか?
喉にあるものではなく、頭を支える首の骨(第二頚椎)のことをいいます。 その骨の形が、まるで仏様(お釈迦様)が合掌しているように見えることから『喉仏』と呼ばれています。
喉仏の役割は?
喉仏とは、クビの骨とは別に存在する軟骨で、声を出す役割の声帯を支える役割をしているのです。 ちなみに、女性にもちゃんと喉仏はあり、女性は声帯が小さいために喉仏も小さく、目立たないだけなのです。 また動物にも喉仏はあります。
喉仏の正体は?
喉仏の正体は「甲状軟骨」という軟骨なのです。 (軟骨は火葬によって消えてなくなってしまいます。)
喉仏 なぜ仏?
「喉仏」と呼ばれるようになった由来は、その形状が座禅をしている仏様の姿に見えるためである。 宗派により異なるが、火葬場で骨上げする際、最初に歯を拾い「足」「腕」「腰」「背」「肋骨」「頭部」の順序で骨壺に入れ、最後に故人と最も縁の深い二人が喉仏を拾うのが一般的である。