声を酷使したり、風邪や喫煙などにより炎症を起こすと声帯の粘膜に充血が起こります。 充血している時に大きな声を出すなど声帯を酷使すると、声帯粘膜の血管が破れて内出血し血腫ができます。血腫ができて腫れた状態で大きな声を出し続けるとポリープになってしまいます。
喉枯れの原因は?
声のかすれ(声枯れ)が起きていることで考えられる原因は、急性咽喉頭炎などの症状に起きる声帯の炎症だけでなく、声帯結節や声帯ポリープ、副鼻腔炎(ちくのう症)による後鼻漏、喉頭ガン、甲状腺癌による神経麻痺、年齢の変化が原因の声帯萎縮などが挙げられます。
声を出しすぎるとどうなる?
原因は声の使いすぎ 声帯ポリープ・声帯結節はおもに声を出しすぎる人におこりやすくポリープは声帯の血管が破綻してできる血腫(いわゆる血豆)であり、結節はタコのような突起物で、左右の声帯が音声の酷使により頻回に接触することで生じます。 また声の酷使だけでなく、風邪や喫煙習慣が原因となる場合も少なくありません。
歌いすぎるとどうなる?
連続して歌いすぎたり、自分のキーに合っていない音域にまで無理して挑戦すると、声帯の粘膜にかなりの負担を強いることになります。 そのうえ、カラオケで歌いながらアルコールを飲んだりタバコを吸ったりすることが多く、これらが声帯ポリープを引き起こすもとになることも少なくありません。 室内環境も問題です。
喉ポリープ ほっとくとどうなる?
声帯ポリープ(せいたいぽりーぷ) 従って基本的には、放置しても命に別状はありません。 主な症状は声がれですが、のどの違和感を生じることもあります。 色々なタイプのポリープがありますが、声の使い過ぎが原因の場合は、両側の声帯に発生します。 声帯ポリープが見つかったら、声を良くするためには手術を受ける必要があります。