ヒト属による単発的な火の使用の開始は、170万年から20万年前までの広い範囲で説が唱えられている。 最初期は、火を起こすことができず、自然発火によって出火した山火事などの残り火を利用していたものと見られるが、日常的に広範囲にわたって使われるようになったことを示す証拠が、約12万5千年前の遺跡から見つかっている。
いつから火を使い始めた?
1929年には中国の周口店で発見された50万年前の北京原人の遺跡から火を使った痕跡が発見されていますので、人類と火の歴史は少なくとも50万年前にさかのぼると考えられます。
人類は どうやって 火を?
火の発見 人類は、二足歩行をすることで自由になった「手」で、道具を使うようになり、火を利用するようにもなった。 おそらく人類は、火山の噴火あるいは落雷によって木や草が燃え出すなどの自然の火災から、燃焼という現象を発見したのだろう。
新人 何万年前?
新人(クロマニョン人など):約20万∼3万年前に出現。 … ホモ=サピエンスとよばれる,現在の人類の直接の祖先。
昔はどうやって火をつけていたのか?
時代がすすむと、人は食べ物を煮炊(にた)きする土器を発明する。 その土器を使ってお湯を沸(わ)かし、獲物(えもの)を煮て食べることを知った。 日本では5世紀後半の古墳(こふん)時代になると、農業とともに料理を作るためのかまどが伝わってきたといわれているよ。