胸に鳴管という声をつくる器官がある自分の状況や気持ちを、動作と声で伝えている。 遠くから仲間に呼びかけるのも声だ。 人間と暮らし始めたインコはすぐに、人間も自分たちと同じように声でコミュニケーションしていることに気づく。
インコはなぜ喋れるのか?
理由① コミュニケーションの一環 彼らにとって、仲間と同じような鳴き声でコミュニケーションをとるということは、集団を作るうえで重要な手段のひとつ。 しかし、人間と暮らすインコにとっての仲間は一緒に暮らす飼い主。 そのため、飼い主の言葉や日常の音を真似することで「ぼくたち、仲間だよ!」とアピールしているのです。
ヨウム おしゃべり なぜ?
オウムの持っているヴォーカルスキルは、私たち人間が喋るような音を作り出すという能力です。 オウムは調音できる舌(articulation tougue)を持っています。 その舌は口の中で動かすことができ、振動数を変えて人間の声のような音を作り出すことができます。
ヨウム 声真似 なぜ?
それは彼らが子どものとき、親や群れのリーダー的な鳥から種固有の歌声を聞いて学び、それを真似するからです。 そのため、幼鳥を親から隔離しておくと、異常な歌を発するようになります。 つまり、声の擬態とは、歌う種族である鳥類たちの社会性の一部であり、そのため彼らは生来、音を聞いて真似る能力に優れているのです。
インコ なぜ鳴く?
セキセイインコが怒ったとき、威嚇しているときや、興奮したり、恐怖を感じたときにはとても大きな声で「ギャギャ」といった鳴き声を出します。 とくに怒りや不安が強いときは、「ギャギャギャ・・・」と長時間鳴くことがあるようです。 とてもうるさく、飼い主にとっても不快なのですが、気分を逆なでしないようにしてあげることが大切です。