着床出血とは受精卵が子宮内膜に着床するときに起こる、少量の出血のことです。 誰にでも起こるわけではなく、妊婦さんの4分の1以下の方にしか起こらないと考えられています。 この着床出血の後に本来の生理が来ず、妊娠が発覚した場合に、生理が来たのに妊娠したという誤解が生まれます。
いつも通りの生理 妊娠 頭痛?
妊娠初期~中期にかけて、妊娠と同時に女性ホルモンが多く分泌されるため、月経前にあるような重たい頭痛の症状があらわれやすくなります。 これはプロゲステロン(黄体ホルモン)に血管を拡張する作用があるためです。 また、肩こりなどがひどくなって頭痛を引き起こすこともあります。 頭痛は妊娠初期の間ずっと悩まされやすい症状です。
着床出血 いつもの生理と違う?
生理の経血の場合は赤から暗赤色ということが多いようです。 着床出血の場合は、生理の経血よりも少量であることが多いようです。 期間も1~2日程度と短く、長くても4日ほどです。 また生理では血の塊が出ることがありますが、着床出血では血の塊が出ないことも目安の一つとなります。
妊娠初期 出血 大量 どれくらい?
少量の出血なら子宮に吸収されますが、量が多いと腟の外にまで漏れ出てくることがあります。 大量の出血でも4~7日ほどで止まります。 妊娠初期~中期に起こり、超音波検査によって発見されます。
いつもより生理の量が少ない 着床出血?
着床出血の量は月経の時の経血量より少ないことが多いです。 色は薄いピンクや茶色ですが、人によっては月経と区別がつかないような真っ赤な血液が出ることがあります。 おりものに血液が混じる軽度のこともよくあります。 期間については通常1〜2日程度、長引く方でも3〜4日前後と、月経より早く収まるのが特徴です。