過多月経は、子宮筋腫の中でも粘膜下筋腫や筋層内筋腫によくみられる症状です。 子宮筋腫が子宮内に突出して内腔が変形するため、子宮内膜の表面積が増え、内膜の剥がれ落ちる量が増えるためだと考えられています。 粘膜下筋腫では、筋腫が小さなものでも、月経時の出血量が非常に多くなることがあります。
子宮筋腫 過多月経 なぜ?
なぜ過多月経を起こすかは不明な点も多いが,局所的循環障害や子宮筋の収縮不全,粘膜下筋腫による子宮内膜の肥厚,また筋腫のために子宮内腔が拡大し月経時に剥がれ落ちる内膜の量が増えるためなどと考えられている.
いつもより生理の量が多い 原因?
過多月経の主な原因 過多月経には、原因となる子宮の病気がある場合と、原因となる病気がなく体内のホルモンや血液の状態が影響している場合とがあります。 過多月経の原因となる主な子宮の病気には、子宮筋腫、子宮腺筋症などがあり、生殖年齢の女性に多くみられます。
生理 いつもより血の塊が多い?
小さな血の塊が混じる程度なら、あまり心配することはありませんが、経血量が異常に多い、あるいはレバー状の大きな血の塊がたくさん混じるなどの症状がある場合は「過多月経」と診断されます。 貧血のチェックと、婦人科の診察を受けた方がよいでしょう。 過多月経の原因は、病気が原因の場合とそうでない場合があります。
いつもより生理の量が多い 受診?
過長月経・過多月経を疑ったら、まずは産婦人科を受診して検査を行います。 検査方法は、内診、エコー検査、子宮鏡、採血検査、子宮頸管・内膜細胞診、基礎体温測定、MRIなどがあります。 複数の検査によって原因を探り、原因がわかれば、病気の治療や貧血の治療が必要となることがあります。