加齢に伴って皮膚表面の一番外側にある角層(角質層)の保湿機能が低下し、皮膚の水分・脂分が減少してゴワゴワと固くなり、ボロボロと皮がむけたりひび割れしたりします。 特に外気が乾燥する冬の時期に、高齢者の膝から下に症状が顕著にみられ、かゆみを伴うことも。
肌がボロボロ なぜ?
【バリア機能が低下していると】 細胞間脂質が減り、角層細胞の並びが乱れてしまい、角質層の隙間から水分が蒸発してしまう。 肌の水分と油分のバランスがくずれ、肌あれを起こす。
肌がガサガサ なぜ?
体内が水分不足であることのほかに、栄養不足や周辺環境の乾燥なども原因の一つと考えられます。 冬場の乾燥した空気で一時的に肌が乾燥することはよくありますが、乾燥が長期間続いたり炎症がひどい場合は、乾皮症や乾燥性皮膚炎などの皮膚病になっている場合があるので、治療を受ける必要があります。
なぜ肌が荒れるのか?
特に、紫外線や花粉などの外的刺激、季節の変わり目による気温や湿度の変動などにより、肌のコンディションが不安定になり肌荒れが起こりやすいのです。 これらの外的刺激や肌の変化により、バリア機能が低下して乾燥を引き起こし、肌荒れの原因となります。 女性の場合、生理前・生理中、妊娠中も肌荒れが起こりやすくなる時期です。
肌 ブツブツ なぜ?
主な原因は、肌の代謝(ターンオーバー)の異常により、角質が毛穴に過剰にたまることで、皮膚の表面が盛り上がり、ブツブツが生じるとされています。 肌はざらざらとした触感となり、毛穴の周りで炎症を起こして、赤みを伴うこともあります。 また、遺伝的な要因やホルモン代謝などの影響で症状が起きるとも考えられています。