排卵が起こり、卵胞が黄体に変化すると、黄体ホルモンの分泌によって体温が上昇。 低温期に比べて0.3~0.6℃くらい基礎体温が上昇し、それが月経前まで10~14日間くらい続きます。 人によっては月経前になると、さまざまな不快症状が現れる場合もあります。
基礎体温で何がわかる?
・基礎体温は排卵後の卵巣から出る黄体ホルモンの体温上昇作用を利用しているのです。 通常は高温期は約2週間ですが、妊娠をすると高温期がずっと続き月経が来ません。 ・排卵の有無、排卵の時期なども基礎体温である程度わかりますし、予測もできるようになります。
黄体ホルモン 体温上がる なぜ?
卵胞ホルモンの分泌されている間は、体温は低温相を示します。 卵胞が成熟しきったとき排卵が起こります。 さて、卵子がとび出したあとに、卵巣にできた黄体からは黄体ホルモンが産出されます。 黄体ホルモンは体温をつかさどっている脳の体温中枢に作用を及ぼし、体温を上昇させるのです。
基礎体温 なぜ朝?
それは、女性のからだのバロメーター でも、睡眠中の体温を自分で測ることはできないので、朝、目が覚めたらすぐに測って、これを基礎体温としています。 からだを動かしたり、飲食をしたりすると、体温が上がってしまうので、目覚めたら床の中ですぐに測ることが必要です。
基礎体温 いつ?
朝起きたらすぐにはかる 基礎体温は、毎朝できるだけ同じ時間に測るのが理想ですが、もし1~2日測り忘れても気にしないで。 続けることが大切です。 起床時間がまちまちな場合も、起床後すぐに測りましょう。