自然淘汰される胎芽は、まず、発育しない、心拍停止するなどの現象がおき、次いでその妊娠を自然に終わらせるべく子宮収縮がおき、出血や腹痛などのいわゆる流産の症状 .
流産 自然排出 いつ頃?
出血が始まっている場合は、手術をせずとも、7割くらいの方は問題なく自然に排出します。 (出血が始まってから早くて1〜2日、長くても1週間ぐらいの間に自然に排出します。) 流産手術を行う場合と比較して子宮内感染の発症率、その後の妊娠率や流産率に関して差はありません。
稽留流産 いつわかる?
1週間の間隔では測定や見え方の違いによる誤差があると考え、相対的に2週間の停滞を認めた場合は稽留流産と診断できる。 たとえば、初診時に子宮内膜内に胎嚢があり、卵黄嚢もなんとなく描出されるが、胎芽と、その心拍が見えない場合。 最終月経からの週数はともかく、絶対的に妊娠5週相当の超音波所見である。
稽留流産 何週目まで?
妊娠22週未満に妊娠が終了してしまうと流産となりますが、妊娠12週未満に起こるものを「早期流産」、それ以降に起こるものを「後期流産」と分けて考えます。 それは、それぞれ原因や発生する頻度も異なるためです。 そして、稽留流産は多くの場合、妊娠12週未満の早期流産の時期に起こります。
自然排出 何週?
妊娠4週から8週頃の流産のほとんどは自然に全部排出します。 しかし、その過程でまれに多量に出血することがあったり、流産の前後に運悪く子宮内感染が起きることがあり、そのようなトラブルを避けるための手術と考えてよいと思います。 自然にきれいに流産したのであれば、それで大丈夫です。