脊髄は第1腰椎の位置で終わり馬のしっぽに似た馬尾神経となり、各腰椎から神経根として脊椎の外へと向かっている。 加齢や疾患などの原因で馬尾神経または神経根の通り道が狭くなり、神経が圧迫されると、歩行障害などの症状が発生する。 これが腰部脊柱管狭窄症だ。 4 янв. 2022 г.
脊柱管狭窄症 どこ?
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは、神経の背中側にある黄色靭帯が分厚くなったり、椎体と椎体の間にある椎間板が突出してヘルニアとなったり、あるいは骨そのものが変形突出したりすることで脊柱管が狭くなった状態のことを指します。
脊柱管狭窄症 どこが痛む?
もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。 腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。
脊柱管狭窄症 どうすれば?
脊柱管狭窄症の治療法 保存療法保存療法としては、局所麻酔剤などを注射する神経ブロック、鎮痛薬や血行を促進する薬などによる薬物療法、コルセットなどを装着する装具療法、腰回りの筋力を維持して症状を緩和するためのストレッチやリハビリテーションなどがあり、症状が軽い場合は保存療法で改善することもあります。
脊柱管狭窄症が酷くなるとどうなる?
腰部脊柱管狭窄症が進行すると、仰向けになっても足のしびれが起こって、からだを横にして背中を丸めないと眠れなくなるほか、排尿・排便障害を起こすこともあります。 痛みの度合いがそれほど強くないからと放置していると、病気が進行し日常生活に支障をきたすというリスクが。