残気量とは、最大限空気を吐き出した後も肺や気管に残っている空気の量であり、加齢により肺活量が低下するため残気量は増加する。
加齢により増加するものはどれか?
加齢によって上昇・増加するものは少ない。 尿濃縮力低下による排泄水分量の増加、収縮期血圧の上昇、残気量の増加などである。 感覚や刺激における閾値の上昇は鈍感になることと同じなので、直腸内圧閾値の上昇など閾値は上昇するものが多い。
病的な老化を示すのはどれか 106回?
病的な老化を示すのはどれか。 肝臓の萎縮は生理的な老化でもみられる。 動脈の粥状硬化は病的な老化で、動脈の内膜にコレステロールなどが蓄積してアテローム(粥状硬化巣)ができ、徐々に肥厚することで動脈の内腔が狭くなる。
エイジズムはどれか?
年齢を理由に対応を差別したり、偏見をもつことをエイジズム(高齢者差別)という。 この説明は年齢を理由に積極的な対応をしないものとなっているため、エイジズムにあたる。
高齢者に多い呼吸器疾患はどれか?
肺炎、誤嚥性肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)が多い 呼吸器疾患のなかでも肺炎、誤嚥性肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)は特に多い病気です。