加齢により口や顎の筋力低下や萎縮のため、唾液腺に刺激が伝わらず唾液分泌量は低下し、唾液の粘稠度は上昇する。 粘つくことにより、咀嚼・嚥下障害が起こりやすくなる。
加齢 嚥下障害 なぜ?
高齢になると、う蝕や歯周病の進行により歯を失ったり、舌の運動機能、咀嚼(そしゃく)能力、唾液の分泌、味覚なども低下したりします。 加えて口腔の感覚も鈍化するため、咽頭へ食べものを送り込む能力が低下するなど、口腔の問題が摂食嚥下機能を障害するようになります。
嚥下機能低下 何歳から?
一般に嚥下障害は、高齢者に多い病気だと思われがちです。 しかし、50歳前後からは飲み込む力が少しずつ弱くなるため、中高年の人ならだれにでも起こりえます。
老年期の感覚変化はどれ?
感覚器の加齢に伴う変化 高齢になると、加齢に伴って「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」のいわゆる五感に加えて、「平衡感覚」「運動能力」「免疫能」など幅広く身体機能の低下が生じます。
加齢による睡眠の変化はどれか。?
年齢とともに睡眠は変化します。 健康な高齢者の方でも睡眠が浅くなり、中途覚醒や早朝覚醒が増加します。 また睡眠を妨げるこころやからだの病気にかかると、不眠症や睡眠時無呼吸症候群などのさまざまな睡眠障害が出現します。 原因に合わせた対処や治療が必要です。