物事の本質を見抜く洞察力など、過去の経験・知識に基づいて処理する能力は結晶性知能と呼ばれ、加齢で衰えず発達し続ける。
加齢による衰えやすい機能はどれか?
加齢によって衰えやすい機能はどれか。 流動性知能には計算力や記銘力が含まれ、加齢によって衰えやすい。 洞察力は結晶性知能であり、経験や知識により獲得され、統合されるものであるため、老年期にも低下しにくい。
加齢の影響を受けにくい認知機能はどれか?
加齢により新しいことを記憶する記銘力は障害されやすい。 結晶性知能とは、経験や学習の積み重ねによって獲得する能力をいう。 意味記憶や手続き記憶は加齢の影響を受けにくいとされる。
老年期に保たれやすい認知能力はどれか?
G 老年期 GIO 89 認知能力の変化 ・想像力、洞察力、判断力などは比較的保持される。 ・記銘力、想起力などは低下しやすい。 長期記憶、意味記憶は保持されやすいが、短期記憶は低下しやすい。 ・老年期の発達課題は、人生の振り返り、喪失体験や身体変化の受容など、統合性 の獲得である。
老年期にみられる身体的な特徴はどれか?
老年期にみられる身体的な変化はどれか。 加齢に伴い血管の弾性が低下し、血管内腔が狭くなるため、血管抵抗は増大する。 それゆえ、老年期には高血圧を来しやすい。 加齢に伴い消化管運動が低下するため、老年期には便秘が生じやすい。