近くの対象物を見るとき水晶体は厚くなり、遠くの対象物を見るとき水晶体は薄くなります。 しかし、加齢に伴いこの水晶体の弾力性は徐々に失われて硬くなっていきます。 そのため近くを見るときに必要な水晶体の調節ができず、近くの対象物にピントが合いにくくなってしまうのです。
急な視力低下の原因は?
急激な視力低下の原因として以下のようなものが挙げられます。 角膜の傷や感染、急性緑内障発作、眼の中の出血(硝子体出血)、網膜の血管閉塞、網膜剥離、視神経症、脳卒中や一過性脳虚血発作など。 急激な視力低下の原因は重篤なものが多く、速やかに眼科を受診して検査を受けることが重要です。
視力低下のサインは?
視力低下の症状 「ものがぼやける」、「目がかすむ」、「二重に見える」、「視野に幕がかかっている」といったものが視力低下の代表的な症状です。 時には自覚症状がなく、ランドルト環と呼ばれる「C」のマークを用いた検査で視力低下を指摘される場合もあります。
急な視力低下の病気は?
視力が急激に低下した際に考えられる病気白内障 白内障は、目のレンズをしている水晶体が白く濁り、目が見えにくくなる病気です。 ... 網膜剥離 網膜剥離とは、目の奥の眼底にある膜(組織)が剥がれて視力が低下する病気です。 ... 黄斑前膜 ... ぶどう膜炎 ... その他
視力低下は何歳から?
目の調節力は、30代後半から衰え始めますが、自覚してくるのは45歳くらいからのようです。 老視の症状としては、「近くが見えづらい」「読む距離を少し遠くすると見える」「すぐ疲れて長時間読書ができない」「メガネをかけていると疲れる」などがあげられます。