加齢性難聴は誰でも起こる可能性があります。 一般的に50歳頃から始まり、65歳を超えると急に増加するといわれています。 その頻度は、60歳代前半では5~10人に1人、60歳代後半では3人に1人、75歳以上になると7割以上との報告もあります。 23 июн. 2021 г.
加齢性難聴の原因は?
加齢性難聴は音を感じる部位が障害される感音難聴です。 主な原因は、加齢によって、蝸牛の中にある有毛細胞がダメージを受け、その数が減少したり、聴毛が抜け落ちたりすることです。 有毛細胞は、音を感知したり、増幅したりする役割がありますので、障害を受けると、音の情報をうまく脳に送ることができないのです。
耳鳴り 何歳から?
一般に耳鳴りや難聴は50歳前後から起こる人が多く、高齢になるほど頻度も高くなります。 ところが突発性難聴は、若者や30~40歳代の働き盛りの人にもみられ、患者数が増えていることから注目されています(※3)。 突発性難聴の場合、難聴の程度は人によってさまざまですが、ほとんどの場合、片方の耳が聴こえにくくなります。
聴覚の加齢変化は?
聴覚の変化 音は、高音域(高く聞こえる音)と低音域に分けられますが、一般に、40歳を過ぎると高い音から聞こえにくさが始まるといわれています。 さらに年齢が進み、50歳を過ぎる頃になると、高い音はさらに聞こえにくくなるとともに、低い音も聞こえにくくなってきます。
モスキート音 何歳から聞こえない?
モスキート音と呼ばれる高音は、実は20歳を過ぎた頃から聞こえなくなる人が増えてきます。 つまり20代から聴力の老化は始まっているのです。 特に加齢性難聴は徐々に聴力が低下していくため、本人が気付きにくく、周囲の家族からの指摘でわかることが多いと言えます」と新田先生は説明します。