加齢性難聴は音を感じる部位が障害される感音難聴です。 主な原因は、加齢によって、蝸牛の中にある有毛細胞がダメージを受け、その数が減少したり、聴毛が抜け落ちたりすることです。 有毛細胞は、音を感知したり、増幅したりする役割がありますので、障害を受けると、音の情報をうまく脳に送ることができないのです。
加齢性難聴 何科?
加齢性難聴の治療 加齢性難聴には根本的な治療法はありません。 加齢性難聴と診断されたら、補聴器相談医のいる耳鼻咽喉科を受診し、医師の指導のもと、連携している認定補聴器技能者がいる販売店で、自分に合った補聴器を選ぶことが大切です。
加齢性難聴の特徴は?
その特徴は① 高音部から聞き取りにくくなり、進行性に低下する② 両耳ほぼ同程度に進行する③ 純粋な音に比べて、話し声の区別がつきにくくなる④ 男性のほうが低下しやすいと言われています。
加齢性難聴 何歳から?
・65歳を過ぎたころからはじまります。 70歳を過ぎると約半数の方が老年性難聴になります。 男性は、65歳過ぎたころから難聴が始まります。 一方、女性の方が老年性難聴になりにくいようで、 アメリカなど海外でも同様の傾向があります。
老人性難聴の促進要因は?
老人性難聴のリスクと対策 老人性難聴は加齢だけではなく、酸化ストレスによって進行が早まることが分かっています。 動脈硬化・高脂血症・糖尿病・高血圧などは酸化ストレスと大きく関わっており、老人性難聴のリスク要因となります。 そして強大音(過剰に大きな音)にさらされることも酸化ストレスのひとつです。