最終的に文部省省内に設けられた「家庭科教育に関する検討会議」において、家庭科を男女同一課程に改めることで政治的に合意し、1993年(平成5年)に中学校で、1994年(平成6年)に高校で家庭科の男女必修化が実施された。
技術家庭 男女別 いつまで?
中学の技術・家庭という科目は、1990年まで男女別学であった。 1989年の学習指導要領改訂によって男女共修とされ、新学習指導要領への移行期間であった1990年度から男女共修となった。 つまり、1977年度以降に生まれたコーホートが男女共修世代で、それ以前に生まれたコーホートは男女別学世代となる。
家庭科はいつから?
学校教育に家庭科が設けられたのは 1947年で,小学校で男女ともに課せられ,中学や高校は女子のみの必修科目とされてきた。 しかし女性の社会進出が急速に進むなかで従来の性的な役割分担にも変化が求められているという状況を受け,93年度から中学で,94年度から高校で男女共修となった。
家庭科 必修科目 いつから?
1993年中学校、1994年高等学校で家庭科が男女必修になってから20年を経過しました。 男女がともに学ぶ家庭科実現のために作成された資料、授業の実践に関する資料等から、現状と課題を考える展示としました。
高等学校家庭科男女共修 いつから?
81年からは男子が「家庭」の一部、女子が「技術」の一部を学ぶ相互乗り入れが始まり、93年からは男女必修となった。 高校は前述したように94年から男女共修になっている。 80年代以降生まれの「家庭科必修世代」のパパたちにとって、家庭科や家庭はそれ以前より身近な存在になっているといえるだろう。