甲状腺疾患の症状と患者さんの数 甲状腺ホルモンが分泌過剰な状態では、イライラ、動悸、多汗、手の震え、眼球の突出や甲状腺の腫れが徐々に現れます。 一方、分泌が不足すると、肌のかさつき、気力の衰え、便秘、体重増加、寒がり、眉毛の脱毛などの症状が現れます。
甲状腺が悪いとどのような症状が出る?
甲状腺機能低下症による症状には、一般的に、無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶力低下、便秘などがあります。 軽度の甲状腺機能低下症では症状や所見に乏しいことも多いです。 甲状腺機能低下症が強くなると、傾眠、意識障害をきたし、粘液水腫性昏睡と呼ばれます。
甲状腺機能低下症 を放っておくとどうなる?
甲状腺機能低下症は軽度の時期には明らかな自覚症状は現れません。 放置しておくと動脈硬化の危険因子になりますので、そのような変化を見逃さないためにも、6か月~1年に1回は甲状腺機能のチェックを受けることをお勧めします。
甲状腺が腫れてるとどうなるの?
疲れやすい、しんどい、顔、手足などが冷たく感じむくむ、 声がかすれるなどほか、お年寄りでは記憶力低下、うつ 状態、傾眠傾向など認知症と似たような症状になること もあります。 診断はおもにホルモンの状態を含め血液検査をまず行うことが多いです。 甲状腺ホルモン低下状態で は認知症と似ていることもよくあり注意が必要です。
なんとなく体調が悪い 甲状腺?
甲状腺とは、“のどぼとけ”のすぐ下にある器官で、全身の新陳代謝を促す甲状腺ホルモンを分泌しています。 甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病・バセドウ病※など)では、甲状腺ホルモンが異常に分泌されてしまい、その結果として新陳代謝が上がるので、激しいやせ・激しい発汗・イライラ・動悸・だるさ・眼の突出などが現れます。