進行すると、良く知っているはずの近所でも迷子になってしまったり、自宅のトイレや部屋の位置がわからなくなったりします。 徒歩では行けないような遠い場所へ、歩いて出かけようとすることもあります。 症状がかなり進行すると、自分の年齢や人の生死に関する記憶、周囲の人との関係がわからなくなる「人間関係」の見当識障害が現れます。 14 янв. 2022 г.
失見当識の症状は?
まず現れる見当識障害としては、時間感覚がわからなくなる症状が多く現れます。 それも日付や時間を間違えるだけでなく、夏や冬などの季節や1日の朝・昼・夜の認識がわからなくなり、朝食をとったかどうかもあやふやになってしまうケースもあります。
見当識障害の危険は?
見当識障害を起こすと、時間や場所、人物を正しく認識する機能が低下します。 状況に合った適切な行動がとれなくなることから、人間関係のトラブルや交通事故などに注意が必要です。
見当識障害 なぜ起こる?
見当識障害が起こる原因としては、アルツハイマー型認知症が主な原因とされています。 また高次脳機能障害も挙げられます。 アルツハイマー型認知症は脳の萎縮によって引き起こされる病気であり、高次脳機能障害は脳の一部の障害によって引き起こされる精神障害のことを言います。 この2つが主な原因です。
見当識障害のリハビリは?
時間の見当識へのリハビリ 時間の見当識障害には、カレンダーや時計を有効に使うことが効果的です。 カレンダーや時計を見やすい場所に置き、毎日日付を確認したり、予定を確認することで、記憶に残りやすくなります。 お昼や散歩の時間に合わせて声かけすることは、時間感覚を維持することに効果的です。