肩こりは、筋肉がこわばることで、肩から背中にかけて、感じる不快な症状の状態をいいます。 その原因の1つが血行不良で、筋肉に沿って流れる血液の流れが滞ることで筋肉の老廃物が蓄積し、血管が圧迫され、痛みや筋緊張感といった肩こりの諸症状をもたらします。
何故肩がこるのか?
首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって、重く感じるのが肩こりです。 肩こりを引き起こす主な要因としては、筋肉疲労と血行不良、末梢神経の傷などが挙げられます。 それらの要因が単独、または、互いに関連し合いながら肩こりを引き起こします。
肩が凝るとどうなる?
肩こりが悪化すると交感神経が優位になり、ますます血行が悪くなります。 その結果、顔の毛細血管が収縮して血流が悪化し、顔色が悪くなるのです。 また十分に血液が行き届かないことで肌の新陳代謝にも悪影響が及び、顔の肌トラブルにも繋がります。
なぜ肩がこると頭痛?
肩こりは、頭や首、肩などの筋肉の緊張や血流不足が原因で引き起こされます。 「肩こりが原因で頭痛が起きる」というわけではなく、筋肉の緊張や血流不足が肩こりだけでなく頭痛を引き起こしているのです。 このような頭痛は緊張型頭痛の可能性が高く、頭痛の約70~80%は緊張型頭痛だといわれています。
なぜ日本人は肩がこるのか?
まず、日本人がなぜ肩こりが多いのかというと… 骨格や筋肉量が違うということ、それからデスクワーク、スマホなど現代的な理由や、床に座る、お辞儀、気遣いによるストレスなど日本文化特有な理由もあるそうです。