健康寿命(けんこうじゅみょう) WHOが提唱した新しい指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間。 国連の世界保健機関(WHO)は健康寿命という新しい寿命の指標を取り入れました。
健康寿命 どうやって?
毎年必ず10万人が誕生する状況を仮定し、そこに年齢別の死亡率と、年齢別の「健康・不健康」の割合を与えることで、「健康状態にある生存期間の合計値(健康な人の定常人口)」を求め、これを10万で除して健康寿命を求めます。
健康寿命短い なぜ?
健康寿命が短いとどうなる? 健康寿命を縮める要素はいろいろありますが、大きな要因のひとつに生活習慣が大きく関係しており、暴飲暴食や運動不足、睡眠不足、喫煙習慣、ストレスといった問題があります。 乱れた生活習慣は肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高め、タバコは脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくすると言われています。
健康寿命とは いつから?
“健康に問題のある期間”とは、日常生活が制限されてしまうような「寝たきり」「認知症」といった介護が必要になる期間のことです。 つまり、「平均寿命」から「寝たきり・認知症などの要介護期間」除いた期間、これが健康寿命ということになります。
健康寿命 なぜ?
・高齢者が重要な地域社会の基盤を支え、健康格差の拡大を防止する。 ・生活習慣の改善・早期予防や介護・認知症の予防を通じて、生活習慣病関連の医療需要や伸びゆく介護需要への効果が得られる。 ・社会保障制度の持続可能性にも繋がり得るという側面もある。