肩こり(肩こり痛)とは? 首から肩・背中にかけての筋肉がこわばり、だるさ、重さ、疲労感、ときに痛みを感じる症状が肩こり(肩こり痛)です。 関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅の広い筋肉がその中心となります。
肩が凝るってどんな感じ?
肩こりは、「肩が張ったような感じ」「肩の重い感じ」「肩の痛み」など、様々です。 一般には「後頭部から肩、肩甲部にかけての筋肉の緊張を中心とする不快感、違和感、鈍痛などの症状」と定義されます。 したがって、後頭部、頸、肩、背中の上の方の筋肉や頸椎などに負担がかかれば、肩こりが生じることになります。
肩がこるとどうなる?
肩こりが悪化すると交感神経が優位になり、ますます血行が悪くなります。 その結果、顔の毛細血管が収縮して血流が悪化し、顔色が悪くなるのです。 また十分に血液が行き届かないことで肌の新陳代謝にも悪影響が及び、顔の肌トラブルにも繋がります。
肩こりのツボはどこ?
今回はいくつか「肩こり」に効くツボを紹介します! 肩 井 : 首のつけ根と肩先を結ぶ線の中央。 肩外兪 : 頭を前に倒したとき、首の後ろに出ている骨(第7頸椎)の少し下で体の中心から指3本外側に進んだところ。 合谷(ごうこく):親指と人差し指の骨が交わるところの、人差し指側でやや指先に進んだところ。
肩こり 放っておくとどうなる?
■肩こりは万病に繋がる そうなることによる筋肉の硬化や神経圧迫により肩こりを強く感じるようになります。 この肩こりを野放しにすると、めまい、頭痛、手のしびれ、耳鳴り、四十肩、五十肩に繋がっていき、関節リウマチにもなってきます。