角膜炎の症状は、眼の痛み、ごろごろした違和感、充血、流涙、まぶしさ、眼のかすみ、視力障害などです。 角膜は知覚が敏感で視力に重要な部位のため、角膜炎を生じると、このような自覚症状が強く出る特徴があります。 放置すると視力障害をのこすほど重症化する事があるので、早めの診断と治療が必要です。 治療は原因により異なります。
角膜炎 どうする?
細菌性角膜炎の場合は、抗菌薬による治療が基本となります。 細菌の種類に応じた抗菌点眼薬の点眼と、状況に応じて、抗菌内服薬や点滴薬が使用されます。 治療期間は症状によって異なり、数カ月かかる場合もあります。 抗菌点眼薬の治療では、眼科医の指示による点眼回数をきちんと守ることが、早期の治癒につながります。
角膜炎 完治 何日?
抗菌点眼薬による治療が基本となります。 細菌の種類によっては、抗菌眼軟膏や抗菌内服薬も必要となります。 治療が適切な場合は、約1~2週間で完治します。
角膜を損傷するとどうなるか?
角膜のキズが引き起こす病気 症状は、目の痛みや充血、ゴロゴロ感などですが、まぶしさやかすみを感じたり、涙が止まらなくなったりすることもあります。 ひどくなると、角膜に穴があく角膜穿孔(かくまくせんこう)に至る場合もあります。
角膜炎とはどんな病気?
角膜とは厚さ0.5ミリほどの非常に薄い透明な膜で、目の中のいわゆる「黒目」部分にある。 角膜炎とはこの角膜が炎症を起こした状態である。 この角膜に病原体である微生物がくっついて、炎症を引き起こした状態を角膜感染症と呼ぶ。 角膜は5層に分かれた構造になっており、一番外側の空気と接する角膜上皮は涙で保護されている。