生命保険文化センターの調査によると、介護経験者の介護期間は平均して54.5ヶ月(4年7ヶ月)、介護に要した費用は、公的介護保険サービスの自己負担費用を含めて月々7.8万円となっています。 また、介護による住宅改修や介護用品の購入などの費用は約69万円かかっているようです。
介護保険は月いくら払う?
第1号被保険者の2018~2020年までの介護保険料の全国平均は月額5,869円でしたが、2021年の全国平均は月額6,014円で、初めて6,000円を超えました。 介護保険料の地域格差も広がっており、下は3,000円台、上は9,000円以上と、3倍近い差があります。
介護保険 いくら必要?
要介護状態になると平均550万円かかる!? 同調査では、要介護期間の平均は4年11か月です。 これらから計算すると、およそ550万円です。 あくまでもデータで見た場合ですが、介護資金として500万円程度は用意しておく必要がありそうです。 自分の老後資金とは別にこの金額を確保する必要があるので、負担は軽くはありません。
介護保険料はいくら引かれるの?
料率は協会けんぽ(全国健康保険協会)の場合、平成31年2月分(3月支給の給与から天引き)までは1.57%、平成31年3月分(4月支給の給与から天引き)からは1.73%となっています。 この料率から算出された介護保険料は、健康保険や厚生年金保険の保険料と同じく会社と本人が半分ずつ負担する労使折半となります。
要介護1 いくら?
介護度給付限度額1割負担額要介護1167,650円16,765円要介護2197,050円19,705円要介護3270,480円27,048円要介護4309,380円30,938円