16種類の特定疾病介護保険制度において、40歳~64歳の第2号被保険者が要介護認定を受けるためには、要介護状態になった原因が介護保険施行令(平成10年政令第412号)第2条で定める 「16 種類の特定疾病(特定の病気のこと)」によることが条件となっています。
特定疾病 何個?
“特定疾病”は、「末期がん」から「両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症」まで全部で16種。 ここでは、これらの病気について、日本慢性期医療協会の武久洋三会長の監修により、詳しく解説していきます。
特定疾病の一覧は?
特定疾病一覧がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)関節リウマチ筋萎縮性側索硬化症後縦靭帯骨化症骨折を伴う骨粗しょう症初老期における認知症進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病脊髄小脳変性症
高齢者の三大疾病は?
高齢者の死因となった疾病をみると、死亡率(高齢者人口10万人当たりの死亡数)は、平成23(2011)年において、「悪性新生物(がん)」が970.3と最も高く、次いで「心疾患」589.2、「肺炎」406.3の順になっており、これら3つの疾病で高齢者の死因の半分を占めている(図1-2-12)。
介護認定の特定疾病は?
特定疾病・65歳未満の要介護認定11. がん(がん末期) ... 2関節リウマチ ... 3筋萎縮性側索硬化症(ALS) ... 44. 後縦靱帯骨化症 ... 55. 骨折を伴う骨粗鬆症 ... 66. 初老期における認知症(アルツハイマー病、血管性認知症、レビー小体病等) ... 77. 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病(パーキンソン病関連疾患)