介護は、人間が社会を作って生活するようになった頃(ころ)から始まっていましたが、「介護」という言葉が、広く使われるようになったのは1970年代後半からです。
介護用語いつから?
日本で「介護」という言葉が法令上で確認されるのは、1892年(明治25年)の陸軍軍人傷痍疾病恩給等差例からであり、介護は施策としてではなく、恩給の給付基準としての概念であった。 「介護」という言葉が主体的に使われるようになったのは、1970年代後半からの障害者による公的介護保障の要求運動からである。
介護の由来は?
ホームヘルパー養成研修2級課程のテキスト(財団法人長寿社会開発センター)によると介護という言葉は、旧陸軍の傷兵院や廃兵院等で用いられた用語がルーツといわれ、介助の「介」と看護の「護」を組み合わせたものが語源のようである。
介護の日はいつから?
例年、「介護の日」(11月11日)を中心に、その前後二週間(11月4日~17日)を啓発活動の重点実施期間(福祉人材確保重点実施期間)とし、厚生労働省、地方公共団体、関係機関・団体及び事業者等が連携し、全国各地で「介護の日」の趣旨にふさわしい啓発活動を実施しています。
介護とはどういうものか?
介護とは「高齢者や介護が必要な方の身の回りをお世話したり自立を支援したりすること」です。 日常生活を送ることが困難な人に対して生活全般を支援し、自立を目指すことです。 身体介助だけでなく精神面の援助も含みます。