厚生労働省は7月9日、介護職員は近い将来必要になる介護職員数を発表しました。 2019年度時点で介護職員として働いていた人数(約211万人)を基準として、2023年度には22万人ほど積み増した約233万人が必要になるとしています。
介護の人手不足なぜ?
介護の分野で人材が不足するもっとも大きな理由は、採用の困難さです。 公共財団法人 介護労働安定センターが実施した「令和元年度介護労働実態調査」によれば、調査対象の事業所の88.5%が、採用の困難さを人材不足の要因として挙げています。
介護人材不足のデータは?
介護業界の人手不足の実態を表すデータ 2018年度の有効求人倍率では、全体平均が1.46倍だったのに対して介護職が3.95倍、訪問介護職が13.10倍と他の業界と比較しても非常に採用が人手不足であることがわかります。
介護従事者 何人?
介護職員数は平成12年の約55万人から平成17年の約112万人と約2倍になっており、最近は毎年約10 万人ずつ増加している。 また、介護職員に占める介護福祉士の割合は施設で約4割、在宅で約2割で推移している。
介護なぜ人気がない?
では、なんで介護士は人気がないのでしょうか? ズバリ「介護の仕事内容をみんな知らないから」です。 介護の仕事は3K、つまり「きつい」「きたない」「給料安い」と言われています。 これをネガティブキャンペーンと捉えて介護のイメージが悪い諸悪の根源と多くの方が言っているのは事実です。