私たちがものを見るとき、眼はカメラのレンズのような働きをする水晶体の厚さを調節し、ピントを合わせています。 この調節にかかわっているのが「毛様体筋」という筋肉で、水晶体を引っ張ったり緩めたりしています。 遠くを見るときは、毛様体筋が緩まり、水晶体を薄くしてピントを合わせます。
近くを見るときに弛緩するのはどれか?
近くを見るときには毛様体筋が収縮して、毛様体小帯の緊張がゆるみ弛緩し、つながっている水晶体が自身の弾力によって厚くなる。
物を見る際に遠近の調節をするのはどれか?
視覚の遠近調節に関与するのは水晶体、毛様体小帯、毛様体筋である。 水晶体は毛様体小帯を介して毛様体筋とつながっている。 1 外眼筋(2上直筋、下直筋、内側直筋、外側直筋、上斜筋、下斜筋)は眼球の運動に関与する。 3 瞳孔散大筋は明暗の調節を行う。
交感神経系の緊張で弛緩するのはどれか?
交感神経系の緊張で、気管支平滑筋は弛緩する。
白内障による眼症状はどれか?
老人性白内障は加齢により水晶体が混濁した状態であり、視力低下、霧視(かすんで見える)、羞明(まぶしく感じる)などの症状が現れる。