歩行時のつっぱりが初期には多くみられます。 進行すると足の麻痺、転倒しやすい、筋萎縮などが加わります。 足先の麻痺(足首が上がらない)で発症することもあります。 筋のピクつき、筋痛や関節痛もあらわれます。
ALSの起こりやすい症状は?
筋萎縮性側索硬化症の主な症状筋力の低下手足のこわばり筋肉の萎縮嚥下障害呼吸障害舌運動麻痺構音障害(呂律が回りにくくなり、しっかり声として発声できない)
筋肉の萎縮の症状は?
どこから症状が始まった場合でも、やがては呼吸の筋肉を含めて全身の筋肉がやせて力がはいらなくなり、身体を動かすことが難しくなります。のどの筋肉に力が入らなくなると発音しにくくなり(構音障害)、水や食べ物の飲み込みも難しくなります( 嚥下障害 )。 また、唾液(よだれ)や痰(たん)が増えることがあります。
筋繊維硬化症の初期症状は?
初期に自覚できる症状としては、手足の筋力低下や筋肉自体がやせて小さくなる筋萎縮、筋肉がピクピクする筋の線維束(せんいそく)性収縮、食べ物を飲み込みにくくなる嚥下(えんげ)障害、発音がうまくできなくなる構音障害などがあります。
筋萎縮性側索硬化症 何科?
ALSは、脳神経内科で確定診断されます。 しかし、患者さんの多くが、初期症状の特徴から、初診で一般内科、整形外科または耳鼻咽喉科などを受診する現状があります。 特に、早期では他の病気との区別がつきにくいため、1ヵ月経っても症状が良くならないようであれば再受診するか脳神経内科医に相談してください。