禁煙開始後2~3日をピークに禁煙の離脱症状(禁断症状)が現れます。 その後個人差はありますが、症状は緩やかに10~14日ごろまで続きます。 この離脱症状(禁断症状)には、いくつか種類があります。 禁煙開始後数日間は「たばこが吸いたい!」という気持ちが1日数回出現することもあります。
禁煙 集中力低下 いつまで?
集中力の低下や落ち着かない等の症状に悩まされるのは、禁煙開始から長くても2~3週間です。 あらかじめ仕事が忙しくない時期に開始するのもひとつの方法です。 また、ニコチンガムやパッチを適切に使うことで、禁断症状を和らげることができます。
禁煙 いつになったら楽になる?
禁煙後早ければ1ヵ月たつと、せきや喘鳴などの呼吸器症状が改善します。 また免疫力が回復して、かぜやインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなります(イギリスたばこ白書 「Smoking Kills」1998 / IARCがん予防ハンドブック 11巻2007)。 禁煙とはタバコを「吸えなくなる」ことではありません。
禁煙 好転反応 いつまで?
血行が改善され、止まっていた汚れた血液が流れ始める際に、発熱やだるさ、吐き気、腹痛、体の痛みなどが現れるので、反応が出た時は安静にしておきましょう。 回復反応は通常2~3日で症状が良くなるといわれていますが、それ以上続く場合は病院で診察を受けましょう。 今はコロナ禍で少しの体調不良にも敏感になりがちです。
禁煙 禁断症状はいつまで続く?
禁煙するとさまざまな離脱症状(禁断症状)が出現します。 離脱症状の多くは、ニコチン漬けになっていた体の中からニコチンが抜け出すためにみられ、通常禁煙後3日以内にピークとなりますが、おおむね1週間、長くても2~3週間で消失します。