体が緊張を感じてしまうと、神経は平常時よりも過敏に反応します。 その影響で尿意を感じるのが早く、頻尿となることがあります。 面接やプレゼンなどによって緊張している場合は、その状況が過ぎ、緊張が解けることで頻尿の症状もおさまります。
頻尿とは何回?
一般的には、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上の場合を頻尿といいます。 しかし、1日の排尿回数は人によって様々ですので、一概に1日に何回以上の排尿回数が異常とはいえず、8回以下の排尿回数でも自分自身で排尿回数が多いと感じる場合には頻尿といえます。
頻尿になるのはなぜか?
頻尿の原因には昼夜問わず、水分の摂り過ぎや加齢による膀胱の筋肉の衰えなどがあります。 なお、頻尿を防ぎたいからと水分の摂取を控える人も少なくありませんが、体内の水分量が減ると血流が滞り、脳梗塞や心筋梗塞などの虚血性心疾患の要因になる場合があります。
トイレがちかいのはどうしたらいい?
日頃から行える頻尿の対処法1利尿作用がある飲み物を控える コーヒーやビール、お茶といった利尿作用のある飲み物を飲みすぎないように注意することが大切です。 ... 2ストレスを溜めないようにする ... 3外出時にトイレの位置を確認する ... 4女性の場合は骨盤底筋を鍛える
神経性頻尿の症状は?
成人では女性に多く、小児では男児に多いといわれています。 「トイレのことを心配すると尿意を感じる」「水の音を聞くと尿意が出る」「緊張した時にトイレに行きたくなる」等の症状はその一例です。 治療には精神安定剤や頻尿治療剤等が使われますが、根本的には当人自身がストレスの原因やストレス解消の糸口をみつけることが肝要です。