咀嚼筋 (三叉神経支配)と表情筋(顔面神経) 咀嚼筋の運動を咀嚼運動あるいは顎運動と呼びます。 咀嚼筋では歯を食いしばった時に顎の外側で硬くなる筋肉を「咬筋」と呼び、硬い食べ物をかみ砕くときに働きます。 こめかみには下顎を引き上げ(閉口)や顎を後方に引く時に働く扇形の「側頭筋」があります(図1)。
咀嚼筋 何筋?
咀嚼筋は一般に、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4種類が挙げられる。 咀嚼機能を主として分類する場合、開口運動に関わる筋として舌骨筋のうち、顎二腹筋、オトガイ舌骨筋、顎舌骨筋が存在するため、この3種類の筋を含めて咀嚼筋と呼ぶこともある。
咬筋 何神経?
所在分類:骨格筋支配神経:咬筋神経
咬筋肉 どこ?
咬筋は、上の歯と、ほおの裏側との間で、ほお骨に付着しています。 咬筋のコリは、この付着部位に多く発生します。 咬筋の付着部がコリやすいのは、咀嚼運動において、非常に負荷のかかる場所だからです。