こたえ 蚕は幼虫(ようちゅう)の間は昼も夜も食べ続けて、一生分の食べ物を食べます。 成虫になると子孫を残すことだけが仕事といえ、オスは交尾後(こうびご)2~3日で死に、メスは卵(たまご)を約500つぶ産んで4~5日で死んでしまいます。
蚕が大きくなったら何になるの?
昆虫の名前で、漢字で書くと「蚕」。 幼虫から成長すると蛾(が)になるんだ。 カイコは、幼虫から蛹(さなぎ)になるときに糸を吐き出して繭(まゆ)を作るんだけれど、この繭が絹(きぬ)と呼ばれるとてもきれいな繊維で、日本でも昔から衣類の材料などに使われてきたんだ。
蚕 成虫 どうなる?
繁殖用のカイコは繭の中でさなぎになり、2週間ほどで羽化。 まもなく交尾し、500個ほどの卵を産みます。 成虫は食べたりせず、ほとんど移動することもなく、1週間ほどで短い一生を終えるのです。
蚕 卵 どうする?
産卵し室内保管しました蚕の卵は12月頃にタッパやビニール袋に入れて乾燥を避け冷蔵庫(冷蔵室3℃~5℃前後)に2ヶ月以上冷蔵保管します。 人工越冬状態にすることにより目的の日に冷蔵庫から出して休眠状態を解除、孵化ができる状態になります。 卵に黒っぽく色がついていない未受精卵は孵化しません。
蚕 成虫 何食べる?
食桑量:カイコは一生のうちに約100g(乾物20g)の桑葉を食べます。 そのほとんどは5齢で88%、4齢で9%、1~3齢で3%です。 ・車の通りの多い所では廃棄ガスがついていたり、公園などでは殺虫剤が散布されていることがあるので注意してください。 桑葉は毎日、与えて下さい。