看護は、あらゆる年代の個人、家族、集団、地域社会を対象とし、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、生涯を通してその最期まで、その人らしく生を全うできるように援助を行うことを目的としています。
看護の対象とは何か?
看護の対象である人間は、身体的・精神的・社会的存在としての統合体であり環境との相互作用の中で絶えず変化し成長・発達している。 また、人間は成長発達ごとに課題を持つ個別的な存在であり信念、価値観などの固有の自己概念を持つ主体的な存在でもある。 そして、自らの責任において意思決定し、自己表現に向かう存在である。
看護はなぜ大切なのか?
看護の目的は、本来その人が持つ自然治癒力に働きかけ、回復しやすい環境を整え、 健康の保持増進や、病気の予防や苦痛の緩和を行い、生涯を通して、その人らしく暮らしていくことができるよう、身体的、精神的、社会的に支援することです。
看護とは何をすることか?
食事、排泄補助、入浴介助、体位交換など患者が入院生活や、日常生活を快適に過ごせる様、援助や介護を行います。 単に補助や介助だけなら誰でも出来る事です。 しかし、看護師は違います。 日々の業務の中で行っている、補助や介助できっと違いが出てくる時があります。
看護師はどんな仕事をしているのか?
看護師のお仕事 医師の診察にもとづき、診療や治療の補助を行い、病気やケガなどで不自由な生活を送る患者さんに対して、看護を提供します。 また、医師の補助だけでなく、高度化・専門化する医療体制のなかで、患者さんと医療スタッフ間のコミュニケーションを円滑にし、患者さんの相談や指導などといった心のケアも看護師の大切な仕事です。