看護職となるためには医学的な知識が基盤となります。 そのため、身体のしくみ、健康及び病気に関する観察力・判断力を高めるための勉強をします。 また、医学的な知識に加え、人々が地域でより良く生活するための社会制度などについて学びます。 看護職は、病院だけでなく、自宅等で生活しながら療養する方にも看護を提供します。
看護大学で何を学びたいか?
看護学では、人間が相手のため、まず人間について理解するべく人文・社会科学系の科目を幅広く履修します。 基礎課程では、人間の心理や行動について学ぶための「社会学」「教育学」「人間発達学」、また、人間としての豊かな見識や深い人間的愛情を養う「倫理学」「哲学・心理学」などの科目があります。
看護師になるにはどんな勉強が必要か?
看護師になるには、3年以上専門知識や技術を学ぶ必要がありますが、大学では4年間かけて一般教養など、直接看護に関係ないことも学び、比較的ゆったりとしたペースで勉強します。 そうすることで幅広い教養を身につけられるだけでなく、医学の知識を理論的に学び、考える能力も高められます。
看護専門学校 何を学ぶ?
学習内容 看護専門学校で学ぶ事 基礎分野は、英語や統計学などの基本的な科目のほか、看護の対象となる人間やその生活を理解するための科目などで構成されています。 専門基礎分野では、人体の構造や機能、疾病の原因や治療などの、看護のベースとなる理論や、看護に関連する法律・制度を学びます。
基礎看護学 何を学ぶ?
看護学の基盤となる概念・知識を原理的に学習し、中でも看護学の構成要素である、「人間」、「環境」、「健康」、「看護」についての概念間の関係性および人間発達の基礎を学習していきます。 さらに、看護を専門的に実践するための看護の目的論、対象論、方法論の基本的枠組みについて理解を深めていきます。