抗がん剤などの副作用 抗がん剤を投与することにより自律神経のバランスが乱れて便秘をおこすことがあります。 また、吐き気止め、医療用麻薬、一部の抗うつ薬などは腸の動きをおさえるため、便秘になりやすくなります。
抗がん剤 なぜ便秘?
抗がん剤は自律神経やホルモンに影響を与えるため、排便を促す腸の蠕動運動のが低下を招き、便秘になることがあります。 このほかに、制吐剤によっても便秘が引き起こされます。 制吐剤は腸の動きを抑制する作用があるため便秘につながるのです。
抗がん剤の後下痢続くのはなぜ?
化学療法により、消化管の運動を調節する副交感神経が影響を受けて蠕動運動が活発になり下痢が起こると考えられます。
抗がん剤 下痢 いつまで続く?
抗がん剤の副作用で起こる下痢の原因は、大きく2つあります。 一つは、抗がん剤で副交感神経が刺激されて、腸管運動が亢進したり、水分吸収阻害が起こり、下痢が起こります。 このタイプは抗がん剤投与開始後24時間以内に起こり、多くの場合持続時間は短く一過性のものです。
抗がん剤 消化器症状 なぜ?
抗がん剤が、消化管粘膜や嘔吐を引き起こす脳の 一部を刺激するために起こります。 抗がん剤により 吐き気の程度はさまざまで、食欲がおちる程度の軽 い症状から、数日間嘔吐が続く場合もあります。 そ の程度に応じてあらかじめ吐き気予防の薬を使用す るので、症状をかなり和らげることができます。