感音性難聴の特徴は高音域の音が聞こえにくくなったり、複数の音を一度に聞いた時に特定の音を聞き分けたりすることが難しくなります。 感音難聴は突発性難聴や老人性難聴や騒音性難聴、メニエール病などの内耳の病気や聴神経腫瘍などの中枢の病気でみられます。
かんおんせいなん?
‐感音性難聴(かんおんせいなんちょう) 「感音性難聴」は、音を感じる内耳とそれよりも内部の神経の障害によって起こる難聴です。 そのため、聞こえはどこまでも悪くなってしまう可能性があります。 人間の身体では内耳の蝸牛(かぎゅう)という部分にある有毛細胞(ゆうもうさいぼう)で音を感じ取っています。
がいおんせいなんちょう?
ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)は、じわじわと進行し、少しずつ両方の耳の聞こえが悪くなっていくため、初期には難聴を自覚しにくいことが特徴です。 他の症状として、耳閉感(耳が詰まった感じ)や耳鳴りを伴う場合があります。 重症化すると聴力の回復が難しいため、そのような耳の違和感に気づいたら早めに受診することが大切です。
とうはつせいなんちょう?
低音(低い周波数)だけが障害されるタイプの難聴です。 片耳だけの場合と、両耳とも聞こえが悪くなる場合もあります。 ストレス、睡眠不足などが誘因で難聴が起こることが多く、難聴の発作を反復するのが特徴です。 メニエール病との区別が難しいことがよくあります。
感音性難聴 どう聞こえる?
突発性難聴同様に、ある日、突然発症しますが、低音域だけが聞き取りにくくなる難聴です。 他に耳に水が溜まったような感覚、低い音の耳鳴り、声が響いて聞こえるなどの特徴があります。