カルシウム(〈英〉・〈オランダ〉calcium) 天然には大理石・石灰岩・ 石膏 せっこう などに含まれる。 動物では炭酸カルシウムとして貝殻などの、 燐酸 りんさん カルシウムとして骨の主成分をなす。
カルシウム 何で出来ている?
●カルシウムの歴史 カルシウムは、1808年イギリスのハンフリー・デイビーによって、石灰[※1]と酸化石灰の混合物を電気分解したことで発見された、原子番号20番の金属元素です。
カルシウムの使い道は?
カルシウムは生物にとって必須金属で、骨や歯などの主成分であるほか、神経の伝達・筋肉の収縮などさまざまな働きをしています。 地殻中には約4.2%、海水中には約400mg/リットル含まれています。 主な用途としては、金属カルシウムとして蓄電池、医薬品の製造や製鋼、カルシウム塩として建設用材料等があります。
カルシウムイオンの由来は?
■カルシウムイオン(Ca2+) Ca2+は、海塩,土壌粒子(黄砂などを含む)、道路粉塵等に由来する成分である。 海塩由来成分はほぼ中性塩であり、酸性化や中和には寄与しない。
カルシウムの別名は?
カルシウムは古代ローマ時代からカルックス(calx)という名前で知られ、化学的な性質を化合物の形で利用されていた。 ラボアジエの33元素にもライム(酸化カルシウム)が含まれている。 calxはギリシャ語のchalix(カリクス,「小石」)に由来し「石灰」の他「小石」の意味も持っていた。