この検査には喀痰をスライドガラスに塗って 顕微鏡で観察する塗沫検査と、喀痰の中の菌を 培養して菌の種類を調べる培養検査があります。 培養検査は一般の細菌は 3~5 日、結核菌は 発育が遅いため 6 週間ほどかかります。
喀痰検査 何日?
検査はできますか。 肺がん検診の喀痰(かくたん)細胞診は3日分の痰を提出していただくことが基本になりますが、1日または2日分でも検査は可能です。 ただし、3日分の痰が採れない場合は検査の精度が落ち、正確な結果を得ることが難しくなります。
喀痰検査何日前から?
痰は、受診4~5日前より採痰しはじめ、なるべく3日分を採痰して受診当日にご持参下さい。 尚、1日分でも検査可能です。 痰がどうしても出ません。
培養検査 何日かかる?
検査結果がわかるまで 細菌検査には菌を増やす「培養」という時間のかかる工程があり、その時間の長さは菌の発育速度により異なります。 その後に同定検査や感受性検査を行うため結果がでるまでに2~4日かかります。 結核菌および抗酸菌(結核菌に類似の菌群)は発育速度が遅いので最終報告までに2ヶ月を要します。
喀痰の採取時間は?
①早朝起きた直後に採取するのが最も良い。 ②採取前に歯磨きを行い、口腔内常在菌の混入を最小限にする。 ③その後、水道水で数回うがいをする。 ④強く咳払いをして痰を専用容器に取る。